出産物語 プロローグ

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2010/07/27

38週目1日-

『もう体重も十分だし元気だし、
(赤ちゃんのね♪)
母体の事も赤ちゃんの事も考えて、
早く出てきてくれたらいいのになぁ~☆
でもこの分だと予定日1週間くらいすぎるね(^^;)』
と優しさがにじみ出ているジャムおじさん似の主治医の先生。

37週目から予定日までの間に産まれるとベスト!
という具合に人間の体はなっているらしい。
予定日を過ぎると胎盤の機能がどんどんおちていくっていうことみたいね♪

双子説が流れるほどのおっきなお腹。
いくら調子が良くてはしゃいでも、
重いものは重い。
私も先生と同じく早く会いたいなぁと思っていた。

旦那さんはというと、予定日前後で夜勤の嵐。
たまたまずれこんでしまった仕事が人生の一大イベントと
重なる始末。

せっかく仕事を休んでまで立ち会い出産のお勉強を
しに病院に一緒に行ったのに、夢破れるかもしれないところ。。。
「この日に産まれてくれたらちょうどいいのに」
なんて勝手なことをいっていたんだっけかなぁ~☆


そしてその2日後
38週目3日-

なんだか様子がおかしいぞ。
いつものお腹の張りとは様子が違う。

お腹ももちろん腰が痛いしお尻も痛い。

でもすぐ止んでしまうし、間隔も均一でないどころか、
たまにしかこない。

ま、いっか♪



そして夕方・・・

やっぱり様子がおかしいので病院に電話。

『前駆陣痛っていって、赤ちゃんが準備したり練習したりしてるのかもよー♪
まだまだ大丈夫!ここで治まってしまう人もいるし☆』
と看護師さん。

じゃ、いっか♪

この日の夜のメニューはハンバーグ。

大好物。
何が何でも絶対に食べたいのだっ!

旦那さんが帰ってくる時間に合わせてせっせと作る☆

作っている最中からよだれがでそう☆
だって、そう。。。
大好物だから☆

そうこうしている間に旦那さん帰宅。

『焼き』の行程に入る。

ところが・・・

焼いている最中にものっすごい痛みが襲ってきたりすると・・・
こげる(^^;)

キッチンに手をかけて、食いしばって、変な格好で
とにかくハンバーグを焼く。

そして、どうもおかしいのでやっぱり病院に電話。

常に10分間隔で30秒以上の痛みが続くようになったら連絡してねとのこと。


ということで、痛みのない間に『焼く』。

痛みのない間に『もりつける』。

痛みのない間に『食べる』。

痛みのない間に『なんならお風呂にも入ってさっぱり』☆

痛みのない間に『入院準備』。

痛みのない間に・・・
と思ったら、痛い間隔が狭まってきちゃってるじゃないのよっ(><)

そして、
痛い間に洗いもの・・・
痛い間に間隔はかってメモ・・・
痛い間に準備のお手伝い・・・

などなど、旦那さんフル稼働(^^;)
夜勤明けに日勤の極めて寝ていない状態でフルサポートである(^^)

となんだかんだしていたら・・・

アララ???

O・SHI・RU・SHI

『おしるし』だ(*^0^*)

言われている間隔にもなったことだし、もう一度電話☆

病院へと向かうのであった♪

病院へ向かう途中、車に乗り込む間。
病院に入るまで・・・

どういうわけかタイミングとしてはあまりよろしくないところで
襲ってくる陣痛。

歩きながら変な格好で陣痛に耐えてみる。

車にのる途中で変な格好で陣痛に耐えてみる。

そんなこんなで次の日を迎えようかという夜の12時少し前。

病院に到着☆


そう。
この日こそ、旦那さんの念願の日。
『ちょうどこの日に産まれてくれたら立ち会えるのに・・・』
の日であった☆


その2につづく

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