保育を楽しむ日

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2012/07/04

奏祐がお世話になっている保育園には、"保育を楽しむ日"という行事がある。

保育士の先生と一緒に、
わが子のクラスでわが子の所属するグループに混ざって、
保育体験をする行事。

年間を通して、決められた日が幾日かあり、
1日につき2人までが参加できるシステム。

"お忙しいとは存じますが、調整のうえ、出来る限り参加してくださいっ!"
とお手紙が来て、
"あったりまえじゃなーい♪"と、ソッコウで日程を調整しました♪


朝、いつもより少しゆっくり登園。
朝のお支度をして・・・
朝会に参加するため、2Fのお部屋から1Fのホールまで
みんなで一緒にお出かけします。

お部屋の出入りのときはかならず、
"失礼します"
といって、キヨツケをして一礼。

まさかの奏祐さん、やりましたっ!
(キヨツケと一礼だけね(笑))
もぅびっくりっ☆ミ
母感動!!!

そして、階段をしっかりと下りて・・・はちょっとおさぼりして(笑
抱っこでおりて、それ以外は手をひいたらしっかりと歩きました。
やったー☆ミ

そして各動作前後にもうけられた"座って待つ"の決まり。
これもみんなにまぢって一緒にやっていました~♪

靴をとってきて座るとかは出来ないから、
お友達が靴を取ってきてくれます。

一緒に遊びたいけど、どうしていいかわからないから、
髪の毛をひっぱっちゃうと、お友達は先生や私に助けを求めつつも、
奏祐には怒ったりしません。

もちろん、私は平謝りですけどね(><)

他にも、奏祐がへんなとこに行きそうになったりしてたら、
"こっちよー"って一緒にしてくれたり・・・

とにかく、みんなが奏祐に関心をもち、
お手伝いしてあげなくちゃ♪と自然に気にかけてくれる様子が
うれしくてうれしくて。

しかも、子供たちみんなすんごいかわいいし♪

母は涙をこらえるのに必死でした。


◇子供は子供同士認め合い、助け合い、励ましあい、学びあう
  子供の社会の中で成長することが望ましいと考えます。

◇私たちは子供の個人、人格を尊重し、希望あふれる日々の保育の中で、
  その成長、発達を助けてゆきたいと願っています

こんな保育理念が園長先生はじめ、保育士の先生方やそのほかスタッフの方々
全員に行き届いていて、しっかりとそれを踏まえた保育をされているんだなぁと
感じることが出来て、感謝するとともに、ほっと安心できた一日でした。


保育体験が終了したら、奏祐さんお昼寝のお時間。
ねんねに導いたその後、しばし先生とお話しする時間がありました。

奏祐が、思いのほか沢山のことを理解していて
それを踏まえて行動していることや、日常の中でのがんばりについても
お話がありました。

子供同士が良い影響を与え合っているというお話も。

担当の先生がおっしゃるには・・・
先生は在園の子供たちを0歳児さんから持ち上がりで担当されているそうです。

そして、その子供たちはかつて・・・
奏祐に出会うまでは
"これしてーあれしてー。僕にしてー私にしてー。"と、自分がしてもらうことに対しての
要求ばかりだったそうですが、
奏祐と同じグループになったことで、
"奏くんにあれしてあげたいな。これしてあげなくちゃ。"と、お世話好きへと
意識変化を遂げたそうです。

それに、奏祐にはみーんなとってもやさしくて穏やかなんだそう。


なるほど。
今日一日を見てもそれは感じるところでした。

奏くんと同じクラスの子供たちは、みーんな奏祐のことが
大好きでいてくれて、奏祐もそんなみんなが大好き。

子供同士のやり取りやかかわり方を観させてもらう中で、
それはひしひしと伝わってくるところでした。


悔しいけれど、いくら親でも、どうしても教えてあげられないこともあります。
かなえてあげられないことも・・・

子供同士でしか学びあうことのできないこと。
築くことができないこと。

大人や親がしてあげれるのは、ほんの少しの手助け。

今日はそんなことをひしひしと感じました。

子供のパワーって本当にすごい!!

先生や周りのお友達に感謝感謝の一日でした☆ミ
すくすくと、のびのびと、健やかに育ってくれますように・・・

ありがとう

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